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マイナスイオン

SMAPは永遠
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共感出来ないが感情移入してしまう

「万引き家族」を見てきた

現実に幼児虐待のニュースがあったばかりのタイミングで辛さが増しましたが
この家族(ではないのだけど)を同情も美化もしない、渇いた目線で
淡々と物語が進んでいって
小説で言えば純文学のような映画だと思いました

角田光代さんが朝日新聞に
「理解できぬ世界は悪か」とこの映画について寄稿していましたが
理解できないものを世の中の人は一番怖がる
彼らを犯罪者というカテゴリーに押し込めて安心して
自分とは関係ない世界だと信じている

  と 


社会からこぼれ落ちた人達。
どうしようもない大人たちだ、と思いながら
映画を見るうちに知らず知らずのうちに
主人公達に感情移入してしまっている
共感は出来ないけれど
理解は出来ないけれど


終盤
こんなひとことやこんなカットがあれば観客が泣くということを
是枝監督はわかっていて決してしない
安易に泣かせたりしない
それでも役者さんの演技に涙が溢れてしまいました


映画はいろんな辛いことがあったけど、よかったよかった
では終わらない
明日からも生きていく、生き続けなければならないという現実を
突き付けられる
そんなエンド。

リリーフランキーさんをはじめとする役者陣のレベルの高さ
樹木希林さんは入れ歯をはずして、安藤サクラ、松岡茉優さんもノーメイク
そのリアルさも徹底してて
どの役者さんも演技の高さにうならされました

見てよかったです。
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