気になってた映画

「何者」を見てきた。
好きな俳優が出てるからという理由は一切なく・・・

原作の朝井リョウさんが好きで
これも文庫になってすぐ読んだ
「霧島部活やめるってよ」は映画もすごくはまったな~

どっちの世代でもないし何の接点もないのに不思議。
この年代でこういうのが好きって変わってるのか?
もしかしたら私はいわゆる中高年向きの映画やドラマは
好みではないのかもと思う


「何者」は 就活をする若者のストーリー。
だけど単なる就活ムービーと思ったら大違い

人間の持つ本質、二面性、嫉妬、過剰な自意識、
生きてく息苦しさ
それをすべてリアルに見せてくれる俳優たちが見事だった


吾郎さんも ananで  これはホラー映画と評したそうですが


映画の中の登場人物たちの闇を見てると自分の中に潜む闇を掘り起こされて
しまうような・・・
就活をテーマにしてはいるけど
どの年代にも突き付けられていく気がした

ツイッターの功罪は今日的なテーマの一つでしょうが
ツイッターでつぶやいても、自分を外向けに作っていたり。
結局みんな誰かに認めてもらいたいということか。

「就活大変だな~」「SNS怖~~い 」で終わらない

見た人は「あーわかる、わかる」とは
思うけど
でもそれはストンと心に落ちる気持ちのいい共感ではないの
問題を投げかけてそこに明確な答えがないのも朝井リョウならでは。

わかりやすいおもしろさではないかもしれないけど
おススメしたいです

映画版は
主人公の心情を舞台化して見せる演出が凝っていてよかった


しみじみと心に沁みる映画

私の「この映画を見たい!」と思う基準って
自分でもよくわからないのだけど
これは何故かとっても観たかったんです
「海街diary」

何もドラマチックなことが起きなくてつまらない退屈な映画と捉えた人も
いたようですが、それはホントにひとそれぞれの感性なんだと思います

山形の小さな駅で、長女がすずに「鎌倉に来ない?一緒に暮さない?」というシーン
これを現実離れしてると、もし感じたら
もう そのあとのものがたりには 入り込むことは出来なかったのではないかと思う

私はその場面で涙が出ました。

よく考えたら、初めて会ってから時間も経ってないし、
唐突な申し出だと思うのだけど
二女も三女も笑ってうなづいてる
血のつながった姉妹の中だけに流れる確かなものがそこにはあって。
(私にとっては永遠に憧れ続けるもの)

そんな全編にやさしさが溢れる映画。

四姉妹が実にいいです

綾瀬はるかちゃん
自分達を捨てて行った両親への反発もあり家を意地でも守る女性、
そんな長女の典型のような自分がしてる恋愛との矛盾を抱えていて。
口うるさいところもあるけど思いやりのあるおねえちゃん
ほとんど素ッピンのようなのに、その美しさは見惚れるくらいでした


長澤まさみちゃんは一番はまっていたかも。 
自由奔放な二女をいきいきと演じていてすごくチャーミング。


三女の夏帆ちゃんはお気楽そうに見えて丁々発止の上二人の
バランスを上手くとってるいいつなぎの役目。大事な3女です

そして 四女のすずちゃんは・・・・
その誰もが引き付けられる明るい笑顔と自分の出生に後ろめたさを感じている影とを
初々しく演じていて
演技はまだ未知数だけど、果てしなく可能性を感じます
薬師丸ひろこさんがデビューした時を思い出す


四姉妹を結びつける唯一の存在である父親
その父親についてはほとんど語られません
3回結婚したってことくらいで。
回想シーンで登場させることもなく
写真さえ映ることもない
これは監督のこだわり、なのでしょうね

「やさしい人だったのかな こんな妹を残してくれたんだから」と
最後の長女の言葉で 見る人の想像に委ねる。
 
一年間の季節の移り変わりとともに4人が自分の立ち位置
よりどころ、を確認していく様が日常のひとこま、ひとこまを
丁寧につむいでいくことで見事に描かれています

「そして姉妹になる」 って映画かな~(〃∇〃)


ひとつの台詞、しらす、花火、浴衣、自転車、縁側、梅酒、
どれもが意味があって、効いてます。
そんな映画。


脇を固める役者陣もとにかく豪華で
一層、この映画がしまってくる感じ。
その中でも大伯母の樹木希林さん。
又、ここにも出てるかとは思うのだけど、
その何気ない存在感はう~んと唸るしかないです


昔 ドラマの見すぎ?で うちにもどこかに妹がいたら
どうしよう~って妄想したことがあった
しかし、残念ながらうちの父親はホントにくそ真面目な人だったから
あるわけもなく・・・・
実際は修羅場になるかもしれないのにね
私の姉妹への憧れ。

映画鑑賞とドラマ賞

タイトルがよく覚えられないんだけど(^_^;)

「駆け込み女と駆けだし男」 見てきました

もっとコメディ色が強いかと思ってましたが
骨太な重厚な時代劇でした

史実にも忠実で画面いっぱいに江戸の空気が伝わってきましたが
離縁(離婚)という今も昔も変わらないテーマがあり。

東慶寺に駆けこんだ一人一人は辛く悲しい物語を抱えながら
それでも人生を取り戻していく女たちは
本当にたおやかで強い。

江戸時代の離婚は現代の2倍だとか。
この時代をもっと深く味わいたくて
井上ひさし「東慶寺の花だより」を買って帰りました





☆ザテレビジョンの 1月~3月期のドラマアカデミー賞
主演男優賞 草なぎ剛
おめでとうございます!!
(HPにすべて載っています)

人気投票のような賞には 一喜一憂しないと つい最近書いたばかりなのですが、
読者評ではなく、TV記者評、審査員評が高かったことが嬉しいです
(勿論、人気があるってことは価値あることではありますが)

怒り、狂気の芝居はもちろん、一番グッときたのは泣き崩れた梢(木村文乃)を優しく支えたときの色気

「銭の戦争」の脚本賞、監督賞、作品賞がそれほどの評価ではなかった中での受賞は
主演で引っ張っていた、彼の力が飛びぬけていたとも言えるのではないかな


他では「デート」が 作品賞、脚本賞、監督賞、主演女優、助演男優賞を受賞。
「10年の1本の本」(脚本)
その通り、そう思います

助演賞、長谷川博己が小栗旬を制してというのが嬉しいな
新しい風は必要よね


個人的に悔しいのは ドラマソング賞ですね
なんでよ?ねぇ



TVガイド
スマスマ新聞は 剛くん特集

名場面リクエスト5

◎殿リーマンの格好で表参道ヒルズで お買いもの
あった、あった
そうとう恥ずかしかったね~あれは

あの後、私も表参道ヒルズへ行って
ツヨシ殿リーマンの足跡を(笑)確かめたりしたっけ~~

この空に祈る 未来

永遠の0 豪華版(Blu-ray2枚組) 初回生産限定仕様

終戦記念日の今日
これを 見ました。

特典映像やメイキング、スタッフの日記などは購入後すぐ見たのですが
本編はじっくり腰を落ち着かせてから
と思ってました

映画を今年初めに見てから 永遠の0の世界からなかなか抜け出せず
深い衝撃と感動の余韻のままいたような気がします

間違いなく胸に突き刺さった作品でしたが
それだけで終ったらいけない

ともすれば危うい今の日本に今の日本人に
受け取って欲しいメッセージがたくさんつまっています。


平和な世の中を守り続けないといけない
あの時代をその限りを尽くして生きた先人たちの思いを
忘れないために。


宮部久蔵(岡田准一)は本当に素晴しかったです

青天の霹靂

見て来ました。

~笑いとたぶん一粒の涙~

一粒どころじゃ済みません

生きてる全ての人に注がれる劇団ひとりサンの目線が温かい

(ネタバレ含みます)

自分の人生が上手く行かない時、何かのせいにしたくなるって誰にでもあると思う

両親のせいでみじめなんだと思って生きてる主人公の晴夫は
タイムスリップで自分が生まれる前の両親に会い今まで知らずに生きてきた真実を初めて知る

40年前の浅草で
何故か若き父親(劇団ひとり)とコンビを組まされて舞台に立つ。
このペペさんとチンさんがホントに面白い~



やがて悦子(柴咲コウ)のお腹にいるのが自分だと気づいて驚く晴夫だが
その悦子が出産で命を落とすかもしれないと 正太郎(父親)に知らされる

(当然、父親は 目の前にいるのが 息子だとは思うはずもないのですが)

「話が違うじゃないか 
ロクでもない父親がいて俺を捨てた母親がいてそのせいで俺の人生はみじめなんだよ」
「命をかけて子供を産むような母親じゃ辻褄があわないんだよ」

自分の不甲斐なさをすべて親のせいにして生きてきた自分に対して
激しく動揺する晴夫



誰に思いを重ねても見ることが出来る映画だと思います
父親の生きざま
息子(子供)
母親の思い


巨人のV9やユリゲラーのことなどがわかってしまう晴夫に
「あなたは先が見えるから」と
生れる子供はどんな子になるのか、自分はどんな母親かを尋ねる悦子と
それにこたえる晴夫のシーンが素晴しいです

サスペンス要素もどんでんがえしもない
予測出来る展開といえば展開ですが
それでもストレートに胸に響いてくる感動があります


ペーパーフラワーの白いバラのマジック

この映像と 母親(柴咲コウ)の出産シーンを交互に写す演出が秀逸
紙の薔薇の花が
命を吹き込めば 本物の薔薇に変わる 



脚本には 橋部敦子さんも携わっているんですね

ラストは賛否あると思いますが
私はあれは ひとりさんらしいな~と思いました

晴夫の あの一言が聞けてよかった
この主人公がその言葉を父親にいう為に
この映画のストーリー昭和48年に行った奇蹟があったのだと思います


自分をダメな奴だと思ってる人ほど泣いてしまうんじゃないかな
私は・・・・もう号泣でしたよ

そしてエンディングで流れるミスチルがこれ以上ないほど、映画にマッチしていて
また泣かされます
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